粋な男の浴衣の選び方
男の浴衣は、モテる。
いやほんと、浴衣いい、男の人の浴衣姿好き。
— chiba(*´?`*) (@s_drum07) 2016年6月15日
お祭りとかに浴衣着てきてる男の人本当に最高だと思う。
浴衣デートしたい。浴衣着た男の人の背中や腰骨が好き。
— きなこ (@aiooua) 2016年7月4日
浴衣着てる男の人おった!!
— う の み の り (@mnr_smf) 2016年7月7日
浴衣が似合う男の人 良き????
ただし、これはカッコ良く着こなせていることが大前提!
それでは失敗しない男の浴衣の選び方、いってみましょう!
男の浴衣【サイズの選び方】
まずは自分の身長に合った浴衣のサイズ感。
1番カッコ良く着こなすためには、丈はくるぶし、袖は手首が見えるくらいが理想です。
男の浴衣はオーダーメイドでも無い限り、M・L・LLとかサイズが大雑把ですが、身丈というものが表示されています。
なので基本的に身丈−26cmを目安にすれば失敗しません。
この微妙な26cmという数字は日本人の男性の頭とくるぶし下の長さを足した平均の値です。
ただ浴衣の場合は多少丈が短くても粋に見えますし、長くても着方である程度調節してカッコよく着こなすことができます。
遊びがある衣服だけにあんまり小さすぎたり大きすぎたりしなければ大丈夫です。
ただ1つ注意したいのは、綿や麻でできた浴衣はどうしても洗うと縮むので、短めの浴衣を選ぶとツンツルテンになってしまう恐れがあります。
迷ったら長めを買うのがポイントです。
男の浴衣【色・柄の選び方】
浴衣の色選びで初心者の方にオススメなのが、紺やグレー、黒といった濃いめの色です。
柄は無地や細い縦縞などあまり主張しすぎないものを選ぶとどんな帯にも合わせやすいですし、バランスがよくなります。
また清潔感も出て品よく見えるので、女子ウケも抜群です。
さらに女性の浴衣に合わせて選ぶのも男として粋ですね。
彼女が可愛らしい白やピンクなどの浴衣だったら、男らしく黒や紺の浴衣でシックに。
逆に彼女が落ち着いた黒や紺の浴衣の場合は、並んだ時のバランスを考えて粋な白を選択するなど、こうゆう細やかな心遣いに女性は弱いですね。
色の効果としては、お腹が出ていたり太っている方は濃い色の浴衣だと引き締め効果でスマートに見えるという利点もあります。
逆に白や生成り、水色など薄い淡い色合いの浴衣は、痩せている方をふんわり優しい印象にしてくれる効果があります。
最近は龍や虎といった派手な和柄の浴衣も売っていますが、相当キャラクターが合っていないと悪目立ちしますし、着こなすのが難しいですね。
また浴衣の生地には綿麻、木綿、絹、麻などがありますが、ポリエステルの浴衣は安っぽく見えるので避けたほうが無難です。
男の浴衣【帯の選び方】
メンズ浴衣で迷うのが角帯(かくおび)と兵児帯(へこおび)ですが、初めて浴衣を買う方は1人でも締めやすい角帯がオススメです。
兵児帯は角帯に比べて柔らかくて締めにくいですし、子供っぽくなりがちなので、ますはピシっとした角帯の方がカッコよくキマります。
また、いちいち帯を締めるのが面倒くさいという方は、マジックーテープなどでワンタッチで着付けができる帯が付いた浴衣セットも売っています。
動くとどうしても着崩れするので、簡単に直せるのもメリットですね。
男性の場合、帯の色は浴衣と同系色にするとバランスよくまとまるので失敗しません。
逆に冒険したい方は、反対色の帯を差し色にするのもお洒落ですね。
メンズ浴衣の帯の位置
男性の浴衣の帯の位置はウエストではなく腰骨に巻くのが粋です。
普段着で腰履きすると、下品なイメージですが、浴衣に関してはカッコイイ着こなしになります。
さらに帯の結び目は真後ろではなく、左右どちらかに寄せるとより格好よく見えます。
どうしても着ているうちに帯が上がってくるので、裏技として浴衣の下の腰回りにタオルを巻いておくと着崩れ防止になります。
男の浴衣【下駄の選び方】
男性の浴衣の履物は、歩きやすいものがオススメです。
下駄でも雪駄(草履)でもどっちでも、好きなデザインを選んで問題ありませんが、下駄で歩いた時のカランコロンという音は粋ですね。
下駄には白木、黒塗り、焼き杉などいろんな台がありますが、同系色でシックにまとめたり、派手目な色を合わせて個性を主張したりと、好みでコーディネイトしても不思議と馴染みます。
ただ初心者は歩きづらい二枚歯の下駄より、サンダル感覚で履ける右近下駄がオススメですね。
ちなみに下駄は鼻緒がキツめで、サイズはかかとが1〜2cmはみ出す小さめを選ぶのがポイントです。
最初はかかとがはみ出すことで違和感があるかもしれませんが、鼻緒がキツめにすげられている下駄は食い込みも少なく靴擦れしにくいですし、何より粋とされています。
念の為に靴擦れ対策として、足の指の間にあらかじめ絆創膏を貼っておくと、痛くならないですよ。